【キャリアコンサル技能士2級受験(合格)体験記】2024年5月
8年間気になりながら目を逸らしてきた技能士2級。
キャリコンを受験した後、もう二度とこんな試験は受けたくない!勉強するのも嫌だ!と思ったはずなのに、なぜかまた向き合うことになり、そして奇跡的に合格しました。
なぜ技能士2級を受験しようと思えたのか、自分でも不思議でしたが、振り返るとひとり親の就労支援に関わるようになったことがきっかけだとだと思います。切実な問題を抱えた来談者と向き合う中で、もっと力をつけて、出会って良かったと思ってもらえるようなキャリコンになりたい!と以前にも増して思うようになり、力をつける為の手段の一つが技能士2級受験だったのだと思います。自分のためには頑張れないけど、人のためなら頑張れるかもしれない、そんな思いから重い腰を上げ8年越しの受験に至りました。
試験対策についてはあまり言えることはないのですが、合否関係なく、技能士2級の受験勉強をすることで得るものは大きいと思いました。私の場合は、相手を理解するための質問の大切さに改めて気づきました。実技試験に向けた勉強を通して、以前より意図のある質問を意識出来るようになったと感じています。実技対策はもっぱらDVD鑑賞で、ロープレは一度もしませんでした。試験のためではなく、就労支援の現場をイメージし、自分なら何のためにどんな質問をするのかを考え、シュミレーションしました。
実技試験では、とにかく目の前の相談者に集中すること、これに尽きると思います。
そして口頭試問、これはしっかり準備する必要があります。私は全く準備出来てなくて、何を言ってるのか分からなくなり、さっさと切り上げて時間前に退出するという失態をおかしてしまいました。そんな状況でなぜ合格出来たのか…。おそらくですが、主訴をしっかり聞けてないことを言えたんだと思います。受験を終えて思うことは、やっぱり勉強も試験も嫌だけど、受験することによって得るものがあり、成長するということです。
長くなりましたが、最後に、キャリアオアシスの仲間への感謝を伝え合格体験記を終えたいと思います。目標もやる気も無くし就労支援から離れていた私を、静かに…でも放置せず関わり続けて頂きありがとうございました。キャリアコンサルティングと誠実に向き合う仲間と安心して意見を言い合える場は、私のオアシスであり原点に立ち返ることの出来る大切な場所です。変わらずそこにあり続けて頂きありがとうございます。